>第2次世界大戦中は韓国は日本の一部だったわけだから韓国が日本の植民地だった時代の二カ国のあつれきは戦争ではなかったという論理なのでしょうか?
世界中の誰もが第2次世界大戦中、日本と韓国が戦争していた等と認めていませんよ。上海へ逃げた韓国亡命政府は内ゲバばかりやっていて対日闘争なんぞしていません。彼らは戦後になって大韓民国が成立した際、ノコノコと帰ってきて真っ先に粛清されています。
その後のクウェートや原爆、東ティモールと比較しているのは全くナンセンス。
大韓帝国は日本に併合された時、自ら望んで併合されています。国際的に通用する正式な形で。立場的にはドイツとオーストリアの関係に近いのです。
毛沢東は言いました、「朝鮮人は日本人と一緒に攻めてきた」と。
>「相手を滅ぼ」したり「屈服させ」たり「手打ちを」したりするところでその行為自体は結局「個人個人」が行うことですし
私の考え方の立脚点とはまるで正反対ですね。それがみんみんバイさんの考え方なのでしょう。
滅ぼしたり屈服させたり手打ちをする、力の均衡と妥協の産物足る国際間のパワーゲーム。それが世界の外交のあり方であり、過去から今現在にかけてそれがこの世界のルールだということを認めて情勢を分析し、これから対処すべき道筋を考えていく・・・個人は駒と考えます。
私は現実主義者なので、まだ見ぬ理想の社会のルールを規範に世界の有り方を評価したくないのです。それを行えば目の前の現実の判断を誤りかねないからです。
>違うことは違うと、きちんと言わないと服従することになってしまいます。でも圧力は、軍事的である必要はないでしょう。
軍事力は最後の手段です。それまでは経済や外交で圧力を加えます。
私は軍事力を否定しないし、選択議から排除しません。
>やはり疑問が残りますが、今やビジネスパートナーと化した中国と韓国にこれから何をするんですか?
対等な立場で付き合う事。お互い、遠慮せずに言いたい事を言い合う事。間違った部分を見つけたらお互いそれを認め、より良い方向へ向かって話し合う事。とりあえず韓国とは竹島の領有権を巡って国際法廷で審議すること。
>反日教育をやめさせればよいのですか? それとも第2次世界大戦時に戻って日本の植民地として、動いてもらうことを求めるんですか?
中国は反日教育を是正しようと言う動きがあるのです。彼らの大学教授レベルの立場の人間がそのような提言を言い始めました、しかし韓国は逆に親日派の弾圧を強化し始めました。国会で親日派を事後法で裁く法案が可決しそうなのです。韓国は法治国家とは思えません。
植民地云々ですが、中国は核兵器を保有する国ということを理解して下さい。そんな100年前の論理で私は動いていません。
>この質問は平和主義的にはナンセンスです。「敵視」している、と対抗した時点で敵同士ですから、敵同士にならなければ紛争はおきませんね。
なんとも、詭弁を聞かされるとは大変失望しました。平和主義とは起こってしまった出来事には全く対処が不能なのですか。
片方の国が相手を敵視している状態で、もう片方の国が融和策を取って成功した例はない。対話と圧力を用い、解決していくより他に手法はない。・・・そういう事で良いのですね。
>太陽政策で両国間は戦争が始まった・始まっているわけではないので、まだ完全に失敗とは呼べませんね。
朝鮮半島非核化宣言と核問題における米朝合意が一方的に破られた時点で既に失敗です。もっと危機意識を持って下さい。。今や中国軍が北朝鮮国境沿いに15万の兵力を張りつけ、ロシアは半島で核戦争が起こった場合を想定した軍事演習を行っています。わかりますか? 今まで北朝鮮を擁護してきた中露が見限ったんです。イラクの時と違い、国連決議は簡単に出てしまいますよ。
>「弱者に過剰に経済投資する状態」が紛争を血を流さず解決する例
え? 何を言っているんですか? 南アフリカで紛争?言っている意味がよくわかりません、具体的な例を挙げて貰えませんか?
>で、思うのですが、「日本が韓国に対して呆れているだけ」ならなおさら、彼らのいちゃもんなんてこちらから相手にしなければよいのではないですか?
「日帝は韓国人を数千万人強制連行した」とか寝言を抜かしている人間が、それを信じている人間が、海の向こうに数千万人存在しています。(ちなみに1940年代の朝鮮半島の人口は2000万人くらいの筈なんですが・・・)
黙っていることは許されません。それは日本の国益を損なう事に直結します。
国際社会の常識は、沈黙は肯定と同義なのですから!!
>韓国が日本の市場を失っても
この場合、韓国はハイテン鋼材を日本から輸入できなくなる為に造船業界と自動車業界はごく短期間に壊滅します。他の国から輸入する場合、輸送コストが跳ね上るからです。
>大陸とくっついているだけ有利
関係有りません。陸上輸送のコストは海上輸送の1000倍かかります。
>人件費が安い
韓国の人件費は高くなりつつあり(製品に占める割合では既に日本より高い)企業は東南アジアに工場をシフトしつつあります。
>逆に日本が韓国市場を失ったらしばらくはやっていけるでしょう。けれど、近い将来的には厳しくなると思います。
逆です。韓国市場を失った場合、最初の数年は打撃を受けますが、将来的にはほとんど影響を感じさせなくなるでしょう。日本はイギリスと同じ海洋国家です。市場は他に幾らでもあります。
そこで、韓国という国はユーラシア大陸にある国で日本に一番近いし、美的センスも日本人ととても近いし、日本と商品市場を共有し、日本の物資を流すには地理的・移動時間など時間的・そして運搬などの経済的にも一番身近な国です。(だから皮肉にも日本の植民地化や攻撃を受けていたわけですが・・・)台湾は小さいから日本と同様の飽和現象が起こりがちだと思いますけど、中国ともきちんと関係を持っていけば、もっと日本の技術と商品の素晴らしさがアジア圏に回りやすくなって、国力としても安定していくのでは、というのが私の考えです。
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私の国家戦略論(日本にとって)は、韓国よりも台湾の比重が大きいです。これは好き嫌いで言っているわけではなく、純粋な戦略論です。
日本の保持すべきシーレーンの安全保障に台湾の存在はかかせません。
実はインド政府は日本に対し、日印シーレーン共同防衛構想を提示して来ました。また、既に示しましたがASEANが日本と軍事提携を希望して来ています。
実現すればインド洋−マラッカ海峡−フィリピンに至るルートは確保されます。これに台湾近海の制海権を得れば、日本の海上輸送は安全を保たれます。
言ってしまえば、例え対馬海峡が機雷と潜水艦で封鎖され日本と韓国の連絡が絶えても、インド洋から東南アジア、台湾に至るルートが確保されていれば日本は生きていけます。
>日本は経済的に行き詰っているので、アジア圏内では成長率のよい韓国・中国と共にEUレベルのくっつきがいがあると見受けます。
ヨーロッパ・ユニオンのような対等な意味での連合はまだできません。そもそも中国はある意味、アメリカ的な国ですから。彼らの中華思想と対等に折り合いを付ける事は、アメリカに国連重視策を取らせるより困難です。
>経済・社会データランキング
私もここをよく利用しているのに数値を取り違えていました、ご指摘感謝します。
韓国は一度、IMFの介入を受けました。そしてこれを返済する為に、借金をしました。借金を返す為に、また借金をしたのです。私はもう一度、韓国がIMFの介入を受けるだろうと予測しています。アルゼンチンと同じ運命に陥る可能性すらあるでしょう。
中国は人民元の切り下げ次第でバブル終了・・・と言う事にもなりかねません。
>それは最近もう少し緩和された日本でもほとんど変わりない状況ですね。この事実で韓国の方を差別をする人だと日本の方が呼ぶならば、「五十歩百歩」という言葉がぴったりです。
言い方が悪かったですね、韓国は永らく、華僑がチャイナタウンを形成できない所でした。今でも存在しません。
「世界で唯一、中国人がチャイナタウンを作れなかった国」
それが韓国です。日本はチャイナタウンも多いですし、料理人以外の在日中国人や華僑の企業家も沢山いますよ。誤解されないようにお願いします。
古い資料ですが・・・
「読売新聞社と韓国日報社がアジア各国でおこなった共同世論調査」(1995年5月23日・読売新聞)
『日本と韓国に対してそれぞれ否定的な印象を持っている各国人の割合』
中国人 対日37.8% 対韓31.1%
インドネシア人 対日13.9% 対韓33.3%
マレーシア人 対日 2.9% 対韓33.3%
タイ人 対日21.6% 対韓61.2%
ベトナム人 対日 1.1% 対韓41.3%
今日はこの辺で終わりになります。
特設ページまで作って頂いて、大変ありがとうございます。ここで議論を続けるのが無理のようでしたら、ウチの掲示板に場所を移すか、私が新たな場所を用意しますよ。
みんみんパイさんと議論が出来て私も大変、楽しいです。次は中東情勢で、それではまた。
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日中韓でEUのような連合が出来ない理由を纏めてみました。
1.中国は共産主義
2.中国は中華思想(韓国は小中華思想)
3.経済格差が大きく、日本だけ損をする(悪貨は良貨を駆逐する)
アジアでEUに近い組織と言えばASEANですが、(EUより遥かに緩やかな連合)ASEANの成立理由は共産主義の脅威に対抗する事でした。冷戦が終わった後、後ろ盾ソ連を失ったベトナムが加入、中国に対抗する為の連合となります。
タイは隣国カンボジアが赤化し、内戦の果てにグチャグチャになっていったことを目の当たりにしました。そのカンボジアに介入したベトナムは、背後から中国軍に襲われた事を忘れていません。そしてスプラトリー諸島を巡って東南アジアと中国は紛争を引き起こし、幾度も交戦しています。
「アジアで孤立している国は何処か?」
中国(及び南北朝鮮)であると断言できます。ハッキリ言って嫌われています。アラブが持つアメリカ観やトルコが持つロシア観とアジア諸国の持つ中国観は似ています。中華思想とは自分の国以外の存在を見下す思想であり、対等な関係は築けません。1979年の中越戦争を、中国側は「懲罰戦争」と称しています。
中国や韓国と対等な連合を組む・・・明治政府は欧米に対抗する為、両国に開国して日本と同盟を結ぶよう何度も持ちかけますが拒否され、独力で欧米と対決する道へ突き進みます。交渉が決裂した原因は彼らの中華思想にありました。
そう、既に100年前に結論は出ています。彼らとは対等な同盟は築けません。
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イラン・イラク戦争で両陣営を支援した勢力の詳しい捕捉をします。
★イラク支援国
ソ連:T-55、T-62、T-72等主力戦車。その他装甲車、野砲、自走砲、ロケット砲、対空ミサイル、対戦車ミサイル、ヘリコプター、ミサイル艇、及び戦闘機(当時供給されたのはMig-23、Mig-25)、輸送機、弾道ミサイル。
中国:59式戦車、殲撃7型戦闘機
フランス:ミラージュF-1EQ戦闘機、エクゾセ対艦ミサイル、対空ミサイル各種。及び核兵器製造プラント。(名目は民間用)
ドイツ:化学兵器製造プラント(名目は民間用)
中東諸国(除くシリア、リビア):資金援助、武器供与
アメリカ:資金援助、食糧援助。軍事情報提供。
★イラン陣営への支援国
イスラエル:アメリカとの断絶により使えなくなったイラン保有の西側製兵器の再戦力化(補修部品の提供、技術者の派遣)F-14戦闘機、F-4戦闘機、F-5戦闘機、チーフテン戦車、M60戦車の再生。及び資金援助
北朝鮮:弾道ミサイル、特殊工作船、半潜水艇、戦車
ブラジル:装甲車(300両以上)
中国:59式戦車、シルクワーム対艦ミサイル
アメリカ:対空ミサイル、対戦車ミサイル(イスラエル経由)
リビア:スカッドミサイル(ソ連がリビア経由で引き渡した公算大)
・・・「アメリカがフセインを育てた」という主張は一面的な物の見方ではないでしょうか。そのような主張が通るなら「ソ連がフセインを育てた」とも言えます。むしろソ連とイラクの深い関係を見れば、そう受け取るのが自然です。
下(注:この掲示板では上です)の捕捉はイラン、イラクに対して各国がどのように援助していたか、というものです。
(9月16日8時0分)
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